日本ジオパーク 磐梯山ジオツアー【ジオパーク編①】
NPO法人まちこん伊東が主催する、まちづくり講座「伊豆を学ぶ」。
今月は、1泊2日で開催された「磐梯山ジオパーク・ツアー」に参加しました。
伊東駅の駅前駐車場で受付をして、東海バスで現地に向かいます。
お見送りの二人に手を振り、バスが出発しました。いってきま~す!
天気は上々。超売れっ子バスガイドの「通称:ワカちゃん」が添乗しています♪
車窓から富士山を眺めながら…東名高速道路 海老名SAに到着。
東北自動車道 蓮田SA。
ここで、お弁当が配られました。
車内では、ジオに関するクイズも出題されて正解するとお菓子がもらえました。
江戸まといさんのバラエティー弁当は、女子好みですね。
お弁当を食べたあとは、東北自動車道 那須高原SAでコーヒータイムです。
常磐自動車道 五百川PAにも立ち寄りました。のどかな田園風景が広がってます。
伊東を出発してから約6時間半、G天鏡台エリア44「天鏡台」に到着。
どんよりとした厚い雲に覆われていて、猪苗代湖が良く見えない。
<以下、ガイドブックより抜粋>
天鏡台:磐梯山麓標高700mの高台に位置。
約3万年前に噴出された溶岩により形成されており、後方に磐梯山主峰、前方に猪苗代湖や遠く南会津・
那須連峰を望む景勝地。川桁断層による断層崖地形も見られる。また、噴出したマグマが空中で冷え固まって
生じたパン皮状火山弾が露出している。
晴れていれば、このような大パノラマの景色を見ることができるそうです。
現地で合流したガイドさん達が、模型やパネルを使って猪苗代湖の誕生~成長について
わかりやすく説明してくださいました。
昭和の森の自然。
美しい森ですね。紅葉もまもなく見頃を迎えます。
康子さん・博子さんと、まちこん伊東の田畑さんです。
いつもお世話になってます♪
次の目的地、G天鏡台エリア45「リゾートスキー場」に到着。
晴れていれば、このような景色が広がるそうです。
岩雪崩や流れ山についての説明がありました。伊豆半島にはない地形ですね。
途中で、みぞれ混じりの雨が降ってきて寒さが限界。急いでバスに戻りました。
H猪苗代中央エリア「見祢の大石」に到着。
磐梯山が水蒸気爆発した際に、輝石安山岩の巨岩が岩なだれに乗って、琵琶沢を通り
ここ見祢地区まで運ばれてきたものです。
見祢の大石は、1941年に国の天然記念物に指定されています。
自らの重量で年々沈下し、現在露出している部分は当時の3分の2ほどになっていると
記されています。岩なだれがどれほどの威力なのか…自然の猛威は恐ろしいです。
民家側からも拝見!良い感じの庭石になっていました。
裏磐梯ビジネスセンターに到着。
スロープがあるので、車椅子での入館も可能です。
館内の写真も撮ったのですが、許可を得てこなかったので入口のみ掲載。
テーマ別のコーナーに分かれていて、映像やジオラマの展示・パネルを使ったクイズコーナーなどもあり
大人から子供まで、楽しめる施設です。
このような施設があると、ジオパークがより身近に感じられていいですね。
人にやさしいまちづくりの「やさしさマーク」。こういう心遣いは、旅行者にとってもうれしいですね。
伊豆半島にもあるのかな?今度探してみよう。
車椅子用のトイレやおむつ交換用のベビーシートもありました。
今日は時間がなくて行けませんでしたが、ここから徒歩で五色沼散策を楽しむことができます。
館内を見学後、宿泊先の「休暇村 裏磐梯」へ到着。
到着後、裏磐梯ジオパークの魅力について講義がありました。
ジオパークの魅力というと、ついついダイナミックな景観を想像してしまいますが
噴火の際には、必ず災害が起こります。
防災に関する知識を持つことの大切さを、改めて感じさせられました。
また、子供たちや住民向けのジオパーク普及活動などにも興味を引かれました。
絵画を通じたジオツアー・写真を通じたジオツアー・中学生のジオツアー・災害ジオツアーなど
さまざまなツアーも開催されているんですね。
最後に、避難地域の見極め方の実験や防災マップも見せていただきました。
このあとは、お楽しみの夕食の時間です
休暇村 裏磐梯 へ続く…