第1回 写真の祖 下岡蓮杖写真コンテスト(伊豆・下田)
下岡蓮杖祭「没後100年記念~蓮杖翁に学び、写真の街を目指す~ 」
写真コンテストがあることを知ったのが、応募締切の2日前。
下田で撮影した写真はいっぱいあるけど、テーマがなんと「光と影と情けの下田写真語り」。
光と影と情け???
テーマを見て想像したのは、人物が写っている写真でした。
風景写真はいっぱいあるけど、人物が写りこんでいる写真ってなかなかないんですよね。
ましてや「情け」の重みを表現できる写真・・・。
あれやこれや悩んだけど、無いものはない。
じゃあいっその事、明るい未来のある写真を応募しちゃおう。
写真を選んでいると、その時の情景が思い出されたりして、この時間もいい思い出になりました。
会場内に展示されたネット投稿の部の作品。
入選した写真は、吉佐美大浜で開催されたビックシャワーの時に撮影した1枚です。
ビーチの砂が舞うほどの強風の中、何度も何度もその風に立ち向かい挑戦している二人の姿にカメラを向けました。
空が青かったら、もっといい写真だったかも・・・。
タイトル:将来はプロサーファー!
今思えば、平凡すぎるタイトルで恥ずかしい。
写真選びしてる時は、思い出にふける時間が長くて良いタイトルが浮かばなかった・・・。
そしてこの写真を撮ったカメラは、PENTAXのOptio。
防水で衝撃にも強いので水辺の撮影の時は、このカメラを使っています。
写真コンテストの表彰会場となった、下田市民文化会館。
表彰式の様子。
お友達のRさんは、プリント投稿の部 組写真の部で優秀賞を受賞されました!
おめでとうございま~す♪
蓮杖さんの肖像画の横にいるのを見つけて記念に1枚。
Rさんの写真は、どれも見惚れてしまうほどの美しさ。
プリント写真は、やっぱりいいですね。
写真コンテスト入賞作品は、下田ペリーロード「旧澤村邸」にて2月2日(日)まで展示されています。
日本写真文化協会主催の「第2回 日本肖像写真コンテスト」入賞作品展も同時開催していますので是非お出かけくださいね。
伊豆下田の偉人・下岡蓮杖さんは、商業写真の開祖として知られる写真師。
下田にとって、下岡蓮杖さんはその事績はもちろん、人間味あふれる人柄や波瀾万丈な生きざまも含めて貴重な遺産的存在です。 その事績をたたえ、下田公園内には蓮杖の像が建てられています。
下田公園内にある蓮杖の銅像。右手に持つ杖は蓮を見立てて1本の木を削ってできていたそうです。
そのトレードマークの長~い杖は、蓮じいオリジナル麩菓子になって販売されています。
その長さは、驚きの85cm!! 下田土産にオススメですよ。
また下田公園からは、下田の街並みや下田富士も一望できます。
紫陽花の季節には、ハート型に咲く紫陽花を探しながら散策するのも楽しいですよ。