青いかば旅行社ツアー その1 【伊東祐親編】
今日は、金環日食!
我が家からは残念ながら確認することができませんでしたが、それ以上の楽しみが
今日あったんです。
あいにくのお天気で、雨具の用意を万全にしてツアーに参加しました。
伊東ふれあいセンター 9:30集合!
参加者全員に、手作りのガイドブックが配られました。
早速、ルート確認。
行きがピンクで、帰りがブルーで色分けされています。
参加者が揃ったところで、青いかば旅行社の長谷川代表と奥様から、ご挨拶がありました。
続いて、案内人会の方のご挨拶。
参加者多数のため、3班に分かれてツアーがスタートしました。
私は、竹内さん率いる第3班でまわります。
いでゆ橋を渡り、新緑の松川遊歩道へ・・・。
時にユーモアも交えながらの竹内さんの丁寧な解説を聞きながら、のんびり散策。
杢太郎先生に会える道とも言われるように、数々のレリーフを見ることができます。
通学橋を右手に見ながら、音無神社へ向かいます。
写真左:伊東混合桜(音無神社)。
関東大震災の時の津波がこの辺りまで達し、元禄地震の際には、さらに上流まで到達したそうです。
地震がこないといいですね。
音無も森の一角にある、音無神社に到着しました。
この神社は、頼朝と八重姫(伊東祐親の娘)が逢瀬を重ねた場所で
川の瀬音がうるさいので、頼朝が川を一喝すると音が消え静かになったことから
「音無」という名が生まれたという伝承もあります。
安産の神として信仰を集める豊玉姫が祭られていることもあり、無事安産できたお礼として
拝殿の長押に、穴の開いた柄杓が数多く奉納されている珍しい光景を見ることができます。
特別に、中も見せていただきました。
樹齢1000年余といわれる伊東市指定の天然記念物タブやシイの巨木も見られます。
横に長く伸びた枝が、シイの木を抱きかかえるようにも見えますよね。
また、毎年11月10日の夜には尻つみ祭りが開催され、尻相撲大会が行われます。
2011.11.10の祭典の様子です。大人も子供の楽しめるお祭りでした。
おしるこが振る舞われていたので、飲みながら観戦しました。
<ツアー再開>
次に向かったのは、東光寺(廃寺)跡。
現在は、跡地の一部が駐車場となっています。(正確な場所は不明)
東光寺は、伊東祐親の祖父 家次が建立したと考えられる伊東家の菩提寺です。
途中、本郷公園で休憩タイム。
案内人さん曰く、「昔はこの辺りまで、港だったのでは・・・」 海抜9mです。
休憩中にお茶のサービスがありました。この心配りが嬉しいですね。
お茶を飲みながら案内人さんの解説を聞いたり、童心に帰ってブランコに乗ったり・・・。
赤紫蘇が自生していました。トイレもあります。
休憩が終わり足も軽くなったところで、葛見神社へ向かいました。
伊東家の守護神社。岡の郷社とも呼ばれています。
伊東家の家紋「庵木瓜」。
国指定の天然記念物「大クス」を一周。
神秘的です。
そして、最後の見どころ「東林寺」に到着。
伊東祐親が嫡男・河津三郎祐泰(曽我兄弟の父)を弔うため、以前からあった「久遠寺」を再建したお寺です。
相撲四十八手のひとつ「かわづ掛け」を考案した祐泰を讃え、昭和34年に「栃錦」「若乃花」「朝潮」の3横綱が来て
土俵入りを奉納し、相撲碑が建立されました。
■今回は山頂までは行けませんでしたが、写真があったので掲載します。
境内を少しあがった朝日山の山頂には、河津三郎祐泰のお墓と曽我兄弟の首塚があります。
坂道の傍らには、三十三観音石像が安置されています。
本堂・位牌堂はこちらです。