伊豆の暮らしを楽しむ会

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伊東 今昔物語~伊東の今と昔を古地図や写真で比べてみよう!~

ピックアップ エリア/伊東・南伊東
公開日 2015.10.17

 

青いかば旅行社さん主催の伊東のまち歩きシリーズ。
「伊東 今昔物語~伊東の今と昔を古地図や写真で比べてみよう!~」に、サポーターとして参加をしてきました。

前日まで雨予報でちょっと心配だったけど、皆さまの日頃の行いが功を奏して傘をささずに済みました。
やったねv^^v

今回も宇佐美中2年の生徒さん6名が、ツアーのサポーターとして参加。
最終の打合せをしています。

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代表からの挨拶のあとは、恒例の自己紹介タイム。

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2班に分かれて移動をするので、それぞれの班に案内人さんがついてくださいました。

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集合場所で伊東駅今昔物語を聞き、伊東駅をスタートしました。
私は、2班で歩きます。

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伊東駅前ターミナルにある夫婦ヤシ。
伊東線が開通した1938年に植えられたカナリーヤシは、子孫を増やして駅のシンボル的存在!
もうすぐ80年になるんですね。

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まずは伊東駅を一周。各所で解説を聞きながら、歩いていきます。

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道路を渡ってお饅頭屋さんの裏手には、かけかえられた駅の時計が残され時を刻んでいます。
近くで見ると大きいです。

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仲丸通りの石畳は中央から両サイドに向かって傾斜があるので、歩行者に注意を払いながら傾斜が少ない部分を通りました。

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生徒さんが杖で参加の方の隣を歩き、サポートをしています。

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余談ですが、伊東を観光する際には是非マンホールもご覧くださいね。

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後方から車がきたので、声かけをしながら車椅子をリードするサポーターの生徒さんたち。
あらら!大人の方がのんびりしていますね。

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3人で協力し合い、仲良く頑張っています。

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見どころポイントに到着。
伊東湯の花通り商店街にある「お馬の湯」のオブジェ。
温泉地らしく中央からお湯が出ていて、傍らには北原白秋作詞の「お馬の湯」の歌詞があります。

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商店街には、お湯かけ七福神もあります。

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ここは「椿のお手湯」。伊東市の花木がモチーフとなっています。
みんなでちゃぷちゃぷ。気軽に楽しめる温泉です。

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「おかずのあんどう」さんで、本日一つ目のつまみ食い。

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配っているのはサポーターの生徒さんたち。何でもこなします。

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魚のすり身にイカ・山芋・野菜を加えて揚げた、伊東の郷土料理「ちんちん揚げ」。
揚げる時の音が「ちんちん」と聞こえるから、「ちんちん揚げ」です。

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続いては「伊豆柏屋」さん。

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つまみ食いは、いづる饅頭。
なななんと!ひとり1個という太っ腹さに感謝感謝です。

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1班と入れ替えで「市川製茶」さんで、ぐり茶の試飲。
生徒さんたちは少ないお小遣いから、おうち用にお土産を買っていました。

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店内には、イートインスペースもあります。

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つまみ食いできるのが、このツアーの魅力でもあります。

続いて向かったのは、キネマ通り商店街。
映写機をモチーフにした「福招きのお手湯」で、ほっこりしています。

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すると・・・目に前のお店”ねりものや武”さんから「うちでも試食をどうぞ~」と嬉しいお声が掛かり、お言葉に甘えてみんなでいただきました。

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おつまみとビールを片手に商店街を歩くのもオツですね。

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つまみ食いばかり紹介していますが、今日は歴史を学ぶツアーです^^;

東海館に到着しました!

■以下、伊東観光協会HPより引用
東海館(伊東市指定文化財 旧木造温泉旅館東海館)
東海館は伊東温泉を流れる松川河畔にある大正末期から昭和初期の温泉情緒をいまに残す木造三階建て温泉旅館群の一つです。昭和3年(1928)に創業、昭和13年頃(1938)、昭和24年頃(1949)に望楼の増築など、幾度かの増改築を行いながら旅館業を営んでいましたが、平成9年(1997)、70年近く続いた旅館の長い歴史に幕を下ろしました。
その後、伊東温泉情緒を残す街並みとしての保存要望もあり、所有者から建物が伊東市に寄贈されることになりました。
平成11年(1999)には、昭和初期の旅館建築の代表的な建造物として文化財的価値をもち、戦前からの温泉情緒を残す景観として保存し、後世に残す必要があるという理由から市の文化財に指定されました。
平成11年から平成13年にかけて保存改修工事が行われ、平成13年(2001)7月26日、伊東温泉観光・文化施設『東海館』として開館しました。

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神社や仏閣で見られる唐破風の屋根。

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旭日・波・鶴が掘られています。

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縁起物の鶴の裏には亀が掘られていると聞き、みんなで確かめています。
この日はあいにく曇り空だったので、見えづらかったですね。
お天気のいい日に、また是非お越しください。

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東海館をあとにして、大川橋へ。

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写真や資料を使って、明治・大正・昭和と流れゆく時を感じながら、現在の風景と比較をして解説してくださいました。
当時は渚橋がなく、海に一番近い橋がここ「大川橋」でした。

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橋から下りる石畳の通路は、傾斜があるので慎重に慎重に。

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対岸から東海館を眺めています。

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今度は上り坂。3人がかりでのサポートです。

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そして今回の一番の見どころ、野間自由幼稚園に到着。
園内は撮影ができないので紹介ができませんが、素晴らしい園庭のある恵まれた環境の幼稚園です。

当時通園していた参加者の方々は、秘蔵の懐かしい写真に思いを馳せていたようでした。

■以下、青いかば旅行社Facebookより引用
ここは元北里柴三郎氏の別荘だったところで、先日ノーベル賞を受賞した大村さんも北里大学の特別栄誉教授です。
また、この元北里柴三郎氏の別荘だった”野間自由幼稚園”さんの建てなおしの設計を行ったのが、新国立競技場のデザインコンペの審査委員長だった安藤忠雄氏です。園内には彫刻家 安田侃氏の大理石のオブジェもあります。

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帰りは松川遊歩道を通って、伊東市のあれこれも勉強。

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普段何気なく歩いている石畳。車椅子で通ると意外と落とし穴がたくさんあります。
傾斜や段差はもちろんですが、前輪が小さな車椅子はちょっとした溝にもはまってしまい脱出するのに苦労をするんです。
だから、こうして常に3人がかりでサポートをしています。

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最後の上り坂も、チームワーク抜群!全力で頑張っています。

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はい!皆さん、お疲れさまでした。

お待ちかねのランチの時間です。

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会場内は会話も弾み、とっても和やかなムードでしたよ~♪

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お土産です。

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ここからは、案内人さんのご厚意で希望者だけの番外編まち歩き。

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サクサクデニッシュで有名な「菓匠 ひよし」さんにも立ち寄りました。

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「游心楼 山へい」さんの裏手にある古木は、関東大震災の津波にも耐えた松の木。
10本あった松のうち、この1本だけが今でも残っているそうです。
この木に登って、被害を逃れた人がいたとか・・・。
貴重な松の木。これからも頑張って欲しいですね。

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ビーチに出ました。
ここでは、日本初の洋式帆船を建造した三浦按針(ウィリアム・アダムズ)の功績についても熱く語ってくださいました。

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山喜旅館も、古き良き歴史ある建物です。

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街なかには、日本一短い横断歩道もあるんですよ~!

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歩道も狭いし溝も多いし、街なかを散策するのは大変!
誰もが暮らしやすい街=観光客も喜ぶ街だと思っているのは、私だけではないはずです。

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こうした意見は数多くあっても、なかなか受け入れてもらえないんですけどね。
地道に頑張ります^^;

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杢太郎記念館へと続く歩道は、とても整備が行き届いて綺麗です。

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締めくくりは「わかば」さんで。これだけ歩けば、小腹も減ります。

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番外編も含めて、約8,000歩の散策。

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長~い一日☆皆さん、本当にお疲れさまでした。
今回のツアーは1班の写真が少なくてごめんなさいね。

福祉ボランティアに取り組む宇佐美中2年の生徒さんたちは、優しく素直で心配りのできる子どもたち。
ツアーに参加するたびに、その成長をみることができて幸せです。

現場に出て、実際の状況に直面して初めてわかることはたくさんあります。大人だって同じです。

その生徒さんたちが、伸び伸びとできる環境をつくる手助けができるのは私たち大人です。
未来ある子どもたちを、これからも温かく見守り、応援していきたいと思います。
そして、生徒さん達の肩を押してくださる先生や親御さんに、心から感謝したいと思います。

そしてそして、青かばのお二人にも感謝感謝です。

誰もが暮らしやすいまち伊東。そうなる日が来ることを願って!

次回のツアーも、今から楽しみです♪


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